2026.09.03

不倫相手の連絡先も名前も分からない…特定は可能?

証拠は掴んだのに、相手が誰だか分からないB子さんの焦り

夫の不倫の証拠は掴みました。LINEのやり取りも、ホテルのレシートもあります。それなのに、弁護士さんに「相手方が特定できないと請求書の宛先がありません」と言われてしまって。分かっているのは下の名前がひらがなで「ゆうこ」ということと、LINEのアイコン写真だけなんです。夫は「もう別れたから」の一点張りで、何も話してくれません。

B子さん、よく証拠を揃えられましたね。ご主人に気づかれないよう神経をすり減らしながら、ここまでこられたこと自体が、簡単なことではありません。

そのうえで申し上げると、いま直面されているのは、私たちの事務所に持ち込まれるご相談の中でもとても多いつまずき方です。証拠を集める段階を越えた方が、次に必ずぶつかる壁だと言ってもいいと思います。

結論から申し上げますと、「相手の名前も連絡先も分からない」という状態からでも、身元の特定は十分に可能です。ただしそれは、ご自身で突き止めようとする限りは極めて難しい、という条件がつきます。

なぜ特定が必要なのか、手元の情報によって何がどう変わるのか、そして探偵に何ができて何ができないのかを、順番にお話ししていきましょう。

相手の名前が分からないと、話が一歩も進まない

品川めぐみ
まず、なぜ特定が必要になるのかを整理させてください。相手に何かを求めようとすると、必ず「誰に」という部分が要ります。手紙を送るにも、話し合いの場を設けるにも、その先の手続きに進むにも、氏名と住所が分からなければ入口に立てません。

逆に言えば、どれだけ良い証拠を持っていても、宛先が空欄のままでは書類は一通も動かないということです。

見落とされがちなのは「時間」の問題

品川めぐみ
もうひとつ、ご本人が見落としがちな点があります。相手が誰か分からないままだと、時間だけが過ぎていくということです。

ご主人が「別れた」とおっしゃっているうちに、相手が引っ越したり、勤務先を変えたりすることは珍しくありません。手がかりが薄れてから動き出すと、特定の難易度は一段も二段も上がります。
B子さん
宛先がなければ何も始まらない、というのは弁護士さんにも言われました。……ただ、正直なところ「名前がひらがなで分かっているだけ」という状態から、本当に相手を突き止められるものなのでしょうか。手がかりが少なすぎる気がして。

手元にある情報で、特定の難しさは大きく変わる

品川めぐみ
実はそこが大事なところで、「何が分かっているか」によって、進め方も難易度もまったく違います。私たちがご相談をお受けするとき、最初に確認するのはこの点です。
  • 住所が分かっている
    比較的道筋が立てやすい部類です。その場所に誰が生活しているかを、時間をかけて確認していく形になります。
  • 車のナンバーだけ
    世間で思われているほど簡単ではありません。別の角度からの積み上げが必要になります。
  • 電話番号だけ・SNSアカウントだけ
    手がかりとしては細いのですが、そこから広げられることもあります。
  • 下の名前とアイコン写真だけ
    正直に申し上げて、この情報単独では厳しい部類です。
マッチングアプリで知り合った相手の場合も考え方は同じです。以前にマッチングアプリで出会った相手の身元を特定する方法でも詳しくお話ししました。

B子さんは最後のケースにあたりますが、B子さんには別の強い手がかりがあります。ご主人です。
B子さん
夫が……ですか? でも夫は何も話してくれません。
品川めぐみ
話していただく必要はないんです。人の行動は、言葉よりも正直ですから。ご主人が「もう別れた」とおっしゃっているのが事実かどうかも含めて、そこから確認していくことになります。

自分で調べようとすると、何が起きるか

品川めぐみ
ここで一点、強くお伝えしておきたいことがあります。ご自身で相手を突き止めようとするのは、おすすめできません。気持ちはよく分かります。私自身も、かつて同じ立場にいましたから。ただ、ご自身で動かれると、二つのことが起こりやすいのです。

一度気づかれると、そこから先が難しくなる

品川めぐみ
ご主人にとってB子さんは、10年一緒に暮らしてきた相手です。少し様子が違えば、すぐに察知されます。一度警戒されると相手との連絡手段は変わり、そこから先は誰にとっても難しい調査になります。

ご自身が責任を問われる側に回ることがある

品川めぐみ
相手の自宅周辺で待つ、勤務先で待ち伏せる、といった行動は、状況によってはこちらが問題を指摘される側に回ります。自分で浮気調査をする際の法的リスクでも触れましたが、被害を受けた側が加害者のように扱われてしまうのは、本当にやりきれないことです。
B子さん
……夫に気づかれるのが一番怖いです。いま問い詰めたら、きっと相手をかばって終わりですから。分かりました、自分では動きません。では、探偵さんにお願いした場合、どこまでしていただけるのでしょうか。

探偵が引き受けられる調査と、お断りする調査

品川めぐみ
結論から申し上げます。「相手が誰だか分からない」というご相談で、私たちがお手上げになることは、そう多くありません。

平成5年の創業から32年、この仕事でいただいたご相談は5,000件を超えます。そのうち相当な数が、B子さんと同じ「証拠はあるのに、相手が誰だか分からない」という状態からのスタートでした。下の名前だけ、車のナンバーだけ、着信履歴に残った番号だけ。そこから始めて、お名前とお住まいまでお伝えできた案件がほとんどです。
B子さん
……そんなに少ない手がかりからでも、ですか。
品川めぐみ
ええ。やり方が違うんです。

起点は、いつもお客様の手元にある

品川めぐみ
私たちは、どこかから名簿を引っ張ってくるわけではありません。B子さんの手元にあるもの——LINEのやり取り、レシート、ご主人の日々の動き——を起点にして、それが誰のことなのかを、時間をかけて裏付けていく。地味な作業の積み重ねです。ですが、この積み重ねでたどり着けないことは、そうそうありません。

ですから、ご相談のときに私が伺うのは「何が分かりませんか」ではなく、「何が分かっていますか」です。断片で構いません。ご本人が「こんなもの手がかりにならない」と思っておられるものが、こちらから見ると十分な起点になることがあります。そこから先を埋めていくのが、私たちの役目です。

北陸は車での移動が中心ですし、地域ごとの事情もあります。金沢を拠点とする探偵として32年やってきたぶん、どこをどう押さえれば裏が取れるかは、体で分かっているつもりです。興信所と探偵事務所の違いについても、以前ご説明したとおりです。
B子さん
少し気持ちが軽くなりました。ずっと「情報が少なすぎるから無理だろう」と思い込んでいたので。

それでも、できないことはあります

品川めぐみ
その思い込みで諦めてしまわれる方が、本当に多いんです。もったいないことだと思っています。ただ、正直に申し上げておきたいこともあります。戸籍や住民票を代わりに取り寄せること、通信会社に契約者を照会すること。これらは法律上できません。

もし「どんな情報でも出せます」とおっしゃる業者に出会われたら、ひとつだけ考えてみてください。その情報は、どこから来たのでしょうか。出どころを説明できない情報は、いざご主人や相手方と向き合う場面になったとき、使えません。それどころか、それを持っていること自体がB子さんの立場を悪くします。時間をかけて裏付けを積み上げるのは、遠回りに見えて、結局そこが一番の近道なのです。

そしてもうひとつ、私どもの方針として申し上げておきます。出身や家柄を調べるような、差別につながるご依頼はお受けしていません。身元調査という言葉には、そうした使われ方をしてきた歴史があります。私たちがお手伝いするのは、あくまでB子さんが次に進むために必要な範囲です。
B子さん
ひとつ伺ってもいいですか。こういう調査をお願いすると、費用はどのくらいかかるものなのでしょうか。正直、そこが不安で踏み出せずにいました。
品川めぐみ
当然のご心配だと思います。はっきり申し上げますが、お見積りの前に金額をお約束することはしません。手元にどれだけの手がかりがあるかで、必要な日数がまったく変わってくるからです。逆に言えば、B子さんのように証拠をすでにお持ちの方は、そのぶん短く済むことが多いんですよ。

当社の調査プランと具体的な金額は料金についてのページですべて公開しています。不明瞭な追加料金はいただきません。無料相談の場で、B子さんの状況に合わせた費用の目安をその場でお出しします。

まとめ:宛先が決まって、ようやく話が始まります

「不倫相手の身元特定」相談ポイントまとめ

  • ポイント1:相手が特定できないと、どんな証拠も動かせない
    氏名と住所が分からなければ、請求も話し合いも入口に立てない。証拠が揃っていても、宛先が空欄では一通も書類は動かない。
  • ポイント2:手元の情報によって、難易度も進め方も変わる
    住所・車のナンバー・電話番号・SNSアカウント。どれが分かっているかで道筋は大きく違う。情報が薄くても、配偶者の行動という手がかりが残っている。
  • ポイント3:自分で動くと、気づかれるか、責任を問われるかのどちらか
    長年連れ添った相手に変化を隠し通すのは難しい。待ち伏せなどの行動は、こちらが問題を指摘される側に回るおそれがある。
B子さん
整理していただいて、頭の中がすっきりしました。私がやるべきなのは、自分で突き止めることではなくて、突き止めてくれる人に正しく頼むことなんですね。焦って動いて全部台無しにするところでした。
品川めぐみ
B子さんは、もう十分すぎるほどのことをされています。ここから先は、私たちのような人間の仕事です。

相手のお名前も連絡先も分からない、という状態からご相談にみえる方は、本当にたくさんいらっしゃいます。当社の浮気・不倫調査では、行動調査から証拠の撮影、そして浮気相手の身元の割り出しまでを一貫してお引き受けしています。どうか「情報が少なすぎるから無理だろう」と、ご自身で結論を出さないでください。何が分かっていて何が分からないのかを一緒に整理するところから、調査は始まります。まずは無料相談でお声がけください。B子さんが次の一歩を踏み出すための「安心」を、きちんとした形にしてお渡しします。

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