2026.06.01
1回きりの浮気でも慰謝料は請求できる?相場と請求のポイント

「1回だけなら許される?」Gさんの葛藤
品川さん、助けてください。先日、夫の財布から不審な領収書を見つけて、スマホをチェックしたら、ある女性とラブホテルに行ったと思われるLINEのやり取りを見つけてしまったんです。夫を激しく問い詰めたら、「お酒の勢いで、本当に1回だけ魔が差した。もう二度と連絡もしない」と泣いて謝ってきました。
子供もまだ3歳と小さいですし、すぐの離婚は考えていません。でも、夫を誘惑した相手の女性のことがどうしても許せないんです。1回きりの浮気でも、相手の女性に慰謝料を請求することはできるのでしょうか? ネットには「1回だけなら無理」とか書かれていて不安です。
Gさん、それは本当にショックでしたね。信頼していたご主人の裏切り、それも小さなお子様を育てる大変な時期にそんなことが発覚して、お怒りも傷つきも計り知れないものとお察しします。
まず、最も大切な結論からお伝えします。たとえ「1回きり」の浮気であっても、法的に慰謝料を請求することは可能です。ネットの「1回だけなら無理」という情報は不正確ですので、どうか安心してください。
ただし、継続的な不倫に比べると、請求を進める上でいくつかの注意点や、金額面のリアルな現実があります。今日はそのポイントを分かりやすく整理していきましょう。
目次
1回きりの浮気でも「不貞行為」が成立する理由
- 品川めぐみ
- 法律上、慰謝料請求の対象となる浮気は「不貞行為(自由な意思で配偶者以外の者と肉体関係を持つこと)」と定義されています。
ここには「何回以上」という規定はありません。つまり、お酒の勢いであろうが、魔が差したのであろうが、たった1回であっても肉体関係があった時点で、立派な法律違反(民法上の不法行為)になります。 - Gさん
- 1回だけでも法律違反なんですね!少し救われました。じゃあ、継続して付き合っている不倫と同じように慰謝料が取れるんでしょうか?
- 品川めぐみ
- そこが、現実的に少し異なってくる部分なのです。
慰謝料の金額は「浮気によってどれだけ夫婦関係が壊されたか(精神的苦痛の大きさ)」で算出されます。そのため、何ヶ月も何年も嘘をつき続けていたケースに比べると、「1回きりの単発的な過ち」と判断された場合は、慰謝料の基本的な相場としてはどうしても低くなる傾向にあります。- 1回きりの浮気で「離婚しない」場合の裁判相場:数万円〜50万円程度
- 1回きりの浮気で「離婚する」場合の裁判相場:100万円〜150万円程度
夫と相手の「1回だけ」という主張は本当か?

- Gさん
- えっ、そんなに安くなってしまうんですか…。相手の女性は今も平然と生活していると思うと、そんな金額では到底納得がいきません。
- 品川めぐみ
- お気持ちは本当によく分かります。ですが、Gさん、ここで非常に重要な視点があります。
ご主人と相手の女性は「1回だけ」と言っていますが、それは「本当に1回だけ」なのでしょうか? - Gさん
- えっ…? 夫はそう言っていますけど…。
- 品川めぐみ
- 実は、浮気が発覚した時、多くの既婚男性や不倫相手は「1回だけ」「魔が差しただけ」という言葉を使います。なぜなら、そう言った方が妻の怒りを最小限に抑えられますし、今お伝えしたように法的な慰謝料も安く済むと知っているからです。
つまり、「1回だけ」というのは、長期にわたる関係を隠すための常套句(嘘)である可能性が極めて高いのです。
もし、裁判や示談の場で相手が「1回だけだから数万円しか払わない」と主張してきたとしても、実は裏で何度も会っていたという事実があれば、話は180度変わります。浮気の期間や回数が多ければ多いほど、精神的苦痛は大きいと認められ、慰謝料は高額になります。
言い逃れを許さない「証拠」の重要性
- Gさん
- たしかに、夫の言葉をそのまま信じるのは危険ですね…。もし本当に何回も会っていたとしたら、どうやってそれを証明すればいいんですか?
- 品川めぐみ
- そこで鍵を握るのが、客観的な「証拠」です。
今Gさんがお持ちの「LINEのやり取り」や「ホテルの領収書」だけでは、相手の女性から「その日はホテルに行ったけれど、話をしただけで肉体関係はなかった」などと言い訳され、最悪の場合は1回きりの事実すら認めさせられないリスクがあります。
しかし、裁判で通用する決定的な証拠――例えば、複数回にわたりホテルに出入りする写真や映像、詳細な行動記録をまとめた調査報告書――があれば、相手の嘘は完全に崩れ去ります。「本当に1回きりの単発の浮気なのか」
「実は水面下でずっと続いている計画的な不倫なのか」これを白黒はっきりさせることで、相手に正当な責任を取らせる(相場以上の示談金を勝ち取る)ための強力な交渉カードを握ることができるのです。
まとめ:相手の言い訳に屈しないために
「1回きりの浮気と慰謝料」相談ポイントまとめ
- ポイント1:1回だけでも不貞行為は成立する
回数に関係なく、肉体関係があった時点で慰謝料請求の正当な権利が発生する。 - ポイント2:言葉通りの「1回だけ」を鵜呑みにしない
相手の「1回だけ」は、減額を狙ったり保身を図ったりするための嘘であるケースが非常に多い。 - ポイント3:証拠の質と量で交渉の優位性が決まる
真実を暴き、相手の言い逃れを防ぐためには、プロによる確実な証拠収集が不可欠。
- Gさん
- 分かりました。夫の「1回だけ」という言葉をそのまま信じて、少ない慰謝料で泣き寝入りするのは絶対に嫌です。まずは、二人の関係が本当に単発のものなのか、それとも継続しているのか、真実を知るためにもしっかりとした証拠が必要だと痛感しました。
- 品川めぐみ
- 素晴らしい決断です。感情だけで相手にぶつかっても、かわされて終わってしまうことがほとんどです。真実を明らかにし、Gさんがこれからの未来(再構築か、あるいは別の道か)を賢く選択するためにも、私たち石川県金沢市の探偵、品川めぐみ調査事務所が、言い訳を許さない「証拠」を揃えてサポートいたします。まずは無料相談で、今ある材料からどのような調査ができるか、一緒に作戦を練りましょう。







