2026.10.01

離婚調停に間に合う?浮気の証拠を「いつまでに」「どの形で」揃えるか

弁護士から「証拠を揃えてから」と言われたFさんの計算

妻の不倫を疑っています。先日、弁護士に相談したところ「離婚調停を申し立てるなら、証拠は揃えてから動いたほうがいい」と言われました。

私としては、3か月後をめどに申立てを考えています。そこで確認したいのですが、調査というのは3か月あれば間に合うものなのでしょうか。

それと、調停でどう進めるのが有利なのか、そのあたりも伺えればと。

Fさん、まず弁護士の先生に先に相談されたのは、正しい順番です。

そのうえで、いまいただいたご質問を分けさせてください。私がお答えできるものと、できないものがあります。

調停をどう進めるのが有利か。これは弁護士の先生の領域です。私はその判断はいたしませんし、するべきでもありません。申立てのタイミング、主張の組み立て方、和解に応じるかどうか。すべて先生とお話しください。

私がお答えできるのは、こちらです。3か月で間に合うのか。いつ動き始めればいいのか。どういう形で証拠を用意すれば、先生が使いやすいのか。

日程を決めるのは弁護士の先生です。ですが、その日程に間に合わせるのが、私たちの仕事です。

今日は、その一点だけをお話しします。

調査には、どのくらいかかるのか

Fさん
ではまず、期間から伺えますか。
品川めぐみ
正直に申し上げると、一律には言えません。ただ、何が期間を左右するかはお伝えできます。
  • 相手が会う頻度
    週に何度も会っているなら、その曜日に合わせて張ればいい。月に一度なら、その一度を待つことになります。これは私たちの努力ではどうにもなりません。
  • こちらが何を掴んでいるか
    相手の住所が分かっている。よく行く場所が分かっている。怪しい曜日が分かっている。こうした材料がひとつあるだけで、待つ日数が変わります。
  • 必要な証拠の量
    1回押さえれば済むとは限りません。継続的な関係を示すには、複数回の記録が要ることがあります。
証拠の量については、証拠にどのくらいの期間や回数が必要かでもお話ししました。その判断は弁護士の先生がされますので、先に確認しておいていただけると、私たちも調査計画を組みやすくなります。
Fさん
……なるほど。先生に「どの程度の証拠が必要か」を先に聞いておけばいいわけですね。
品川めぐみ
それがいちばん効率的です。必要以上に日数をかけることもなくなります。

申立ての前に、終わらせてください

品川めぐみ
ここからが、今日いちばん大事なお話です。

調査は、調停を申し立てる前に終わらせてください。申立て後ではありません。
Fさん
……理由を伺えますか。手続きと並行して進めたほうが、時間の節約になると思うのですが。
品川めぐみ
申立てをすれば、奥様に伝わります。

裁判所から書類が届き、奥様は「離婚を求められている」と知ることになります。その瞬間から、行動が変わります。

相手と会わなくなる。連絡手段を変える。これまで週に一度会っていたとしても、そこで止まります。
Fさん
……調査が、成立しなくなると。
品川めぐみ
そういうことです。しかも厄介なのは、関係が終わったわけではなく、見えなくなっただけだということです。ほとぼりが冷めれば再開されるかもしれない。ですが、その頃には調停が進んでいます。

絶対にやってはいけないことでもお話ししましたが、警戒させた後の調査は、何倍も難しくなります。人員を増やす、期間を延ばす、それでも取れないことがある。当然、費用もかさみます。

ですから、順番はこうです。調査を終える。証拠を揃える。そのうえで申し立てる。
Fさん
……逆算すると、3か月後に申立てなら、調査はそれより前に完了していなければならない。報告書の作成期間も要りますね。
品川めぐみ
そのとおりです。そして先生が内容を確認される時間も必要です。

「証拠が足りないので、もう少し追加で」となる可能性もあります。その余白を見ておかないと、期日が来てしまいます。
Fさん
……余白まで含めると、いま動き始めないと危ないということですか。
品川めぐみ
そう考えていただいたほうが安全です。迷っている時間は、すべて調査に使える時間から引かれていきます。

「どの形で」揃えるか

品川めぐみ
もうひとつ、Fさんに知っておいていただきたいことがあります。証拠は、取れれば終わりではありません。

弁護士の先生が受け取ったとき、そのまま使える形になっているかどうかで、その後の進み方が変わります。

実際、弁護士の側もこう述べています。

弁護士が証拠を見る際、最初に確認しているのは「証拠の内容」だけではありません。浮気・不倫に関する証拠について、弁護士として重要視するのは、証拠の内容、取得経緯、客観性、資料の整理状況の4つです。

本内容は、岡野法律事務所の公開情報を参考にしています。

品川めぐみ
内容だけでなく、取得経緯と整理状況が見られている。ここが、ご自身で集めた写真と、調査報告書の違いです。
Fさん
……整理状況、ですか。
品川めぐみ
はい。日時・場所・行動経過が、写真とともに時系列で並んでいるかどうかです。

私たちが報告書を作るとき、いちばん意識しているのは第三者に経緯が伝わるかどうかです。Fさんが説明しなくても、書面を読めば分かる。そういう状態にしておくと、先生が主張を組み立てる時間が短くて済みます。

ただし、正直に申し上げておきます。報告書があれば必ず有利になる、というものではありません。内容次第では、追加の証拠が必要になることもあります。どのような報告書が評価されるのかは、調査報告書のどこをチェックするかでお話ししています。
Fさん
……自分で写真を撮っておくのでは、足りないということですね。
品川めぐみ
撮れたとしても、説明がついて回ります。なぜその場所にいたのか、なぜその瞬間を撮れたのか。その説明が求められる場面で、答えに詰まると苦しくなります。
Fさん
先生は「報告書の質で、進め方がまるで変わる」ともおっしゃっていました。
品川めぐみ
そうですね。……私どもも、弁護士の先生からご依頼をいただくことがあります。

先生がご担当されている案件で、証拠の補強が必要になったときです。先生方は報告書を日常的にご覧になっていますから、使いやすいかどうかの判断が早い。そういう方から声をかけていただけるのは、ありがたいことだと思っています。

いつだったか、ある先生に言われたことがあります。「裁判所で品川さんの報告書、よく見かけるよ」と。しかも、こちら側の依頼だけでなく、相手方が出してきた書面の中にも、ということでした。
Fさん
……相手方の側にも、ですか。
品川めぐみ
私たちが選ばれた案件ではない、ということです。ご本人が探して、たまたま行き着いた。それが結果的に、先生の目に留まっている。

特別なことをしているつもりはありません。ただ、32年この土地でやってきたということは、そういうことなのかもしれません。

石川県・金沢の浮気調査を続けてきましたが、北陸は車での移動が前提の土地です。どこに停まり、どのルートを通るか。それを踏まえて動くのと、勘で追うのとでは、取れる日数が変わります。

費用と、日程の相談

Fさん
期間が読みにくいとなると、費用の見通しも立てにくいのでは。
品川めぐみ
そこが、この仕事のいちばん難しいところです。

浮気調査は空振りが前提の仕事です。その日に奥様が動くとは限りません。日を決め打ちして調査すると、当たれば安く済みますが、外れたらその日の費用はそのまま消えます。そしてもう一日、もう一日と足していくことになる。最初に安く見えた見積もりが、いちばん高くつくのはこのパターンです。

期日が決まっているFさんの場合、これは特に危険です。追加を重ねているうちに、予算も日程も両方が苦しくなります。

ですから当社では、1週間以上かかる調査には長期特割プランをお勧めしています。1日5時間までで30,000円、これに調査日数を掛けた金額です。尾行の経費も報告書の作成費も、すべて含まれます。契約外の追加料金は一切いただきません。日数を決めれば、総額が確定します。

成功報酬は、不貞行為の立証、継続的な関係の立証、不貞相手の特定。この3つのうち達成したものだけ、調査料金の10%です。達成できなければ発生しません。

ご契約時の申込金は1,000円から。調査前に全額を請求することはいたしません。

金額はすべて料金についてのページで公開しています。
Fさん
日数を決めれば総額が確定する。予算を組む立場としては、そのほうが扱いやすいです。
品川めぐみ
そして、もうひとつ申し上げておきます。

ご相談いただいたからといって、調査を始める必要はありません。まずは「3か月で足りるのか」を一緒に計算するところからで構いません。見積りを持ち帰って、先生と相談されてから決めていただいても構いません。

私たちのほうから「この日程では厳しいので、申立てを遅らせられないか先生にご相談ください」と申し上げることもあります。

まとめ:日程を決めるのは弁護士、間に合わせるのは探偵です

「離婚調停と証拠の準備」相談ポイントまとめ

  • ポイント1:調停の進め方は弁護士の領域
    申立てのタイミング、主張の組み立て、和解の判断。すべて弁護士に相談する。探偵が答えるのは「その日程に間に合うか」だけ。
  • ポイント2:申立ての前に、調査を終える
    申立てれば相手に伝わり、行動が変わる。関係が終わるのではなく見えなくなるだけで、その頃には調停が進んでいる。
  • ポイント3:報告書の作成と、弁護士の確認時間を見込む
    調査完了がゴールではない。報告書ができ、弁護士が内容を確認し、足りなければ追加する。その余白まで含めて逆算する。
  • ポイント4:見られているのは内容だけではない
    取得経緯と整理状況も確認される。日時・場所・行動経過が時系列で並び、第三者に経緯が伝わる形になっているかどうか。
Fさん
よく分かりました。私は「調停を有利に進める方法」を探していましたが、そこは先生の仕事で、私がいま決めるべきなのは日程のほうなんですね。

3か月というのも、自分で勝手に決めていました。まず先生に必要な証拠の程度を確認して、そこから逆算し直します。
品川めぐみ
その順番なら、間違いありません。

Fさんのように、先に弁護士の先生へ相談されている方は、実は多くありません。その一歩を踏まれているだけで、有利です。

当社の浮気・不倫調査では、行動調査から証拠の撮影、先生にお渡しできる形での報告書作成までを一貫してお引き受けしています。まずは、期日から逆算していつ動き出せばいいのかを、一緒に計算しましょう。石川県金沢市の探偵、品川めぐみ調査事務所へ、無料相談でお声がけください。Fさんが次に進むための「安心」を、きちんとした形にしてお渡しします。

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