調査事例

品川めぐみ調査事務所に今までにご依頼いただいた案件の一部を当社の調査事例としてご紹介させていただきます。なお、お客様のお名前や固有名詞、地域等に関しては、プライバシー保護の観点から修正を加えております。

離婚で生き別れた娘の現況調査

基本情報

相談者
父親(45歳)東京都在住
対象者
娘(9歳)富山県在住

ご依頼に至るまでの経緯

娘が3歳の時に、妻と離婚をした。離婚をするまでは東京で一緒に暮らしていたが、離婚を期に元妻は富山市内の実家に戻りそこで仕事をすると聞いている。離婚後は妻とは一切連絡を取っておらず、現在も実家に住んでいるかはわからない。娘は今では7歳になっているはずでどのような生活をしているか調査をしてほしい。

調査結果

依頼者から伺った、元妻の実家の情報を元に調査を開始した。元妻の実家を訪れると依頼者の元妻の旧姓の表札がかかっていた為、現在もそこに住んでいると思われ、元妻の実家に出入りする人物の調査を行った。その結果、初老の男女と、中年の女性、そして、小学生の女の子が住んでいることが判明した。周辺住民等に聞き込みを行うと、小学生の女の子の名前が依頼者からの情報と一致したため、生活状況についての調査を実施した。

7時に初老の男性が車両に乗って出かけて行く。7時20分母親と思われる女性に見送られ、対象者の女の子が家から出てくる。集団登校は無いようだが、近所の同年代の5人の子供たちと合流し小学校へ登校して行く。小学校へ登校したのを確認し、下校を待つため待機する。14時になると1・2年生と思われる児童が下校してくるが対象者の姿は見当たらない。

15時30分、殆どの生徒が下校し下駄箱に履物が少なくなるが、対象者はまだ下校してこない。どうやら校庭で遊んでいるようだ。16時30分になりようやく、クラスメートと思われる女児と共に対象者が下校してきた。クラスメートとは校門付近で別れ、朝登校した道をゆっくりゆっくりと帰って行く。道端の草花や、生き物を観察しているようだ。16時58分ようやく自宅に到着し、自分で鍵を開け家の中に入っていく。どうやら、家には誰もいないようだ。対象者の様子から見ると、早く帰ってもつまらないのか学校で時間をつぶしてから帰宅しているように思われた。

後日談

成長した娘の写真を見ながら調査員からの報告を聞いた依頼者は涙を流していた。娘が無事でいることに安堵しつつ、現在の生活に責任を感じているようであった。
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