援交女子大生を中傷、38歳ストーカーと探偵業者ら逮捕
インターネットの出会い系サイトで知り合った女子大生につきまとい行為をしたとして、警視庁亀有署は5日、横浜市、衣料品販売業、K容疑者(38)をストーカー防止法違反と名誉棄損容疑で逮捕した。写真入り中傷ビラをばらまくなどしたといい、ビラまきを請け負った探偵会社経営者ら2人も名誉棄損容疑で逮捕した。
調べでは、K容疑者は昨年12月から今年1月にかけ、東京都葛飾区の女子大生(23)の自宅に「援助交際で男に貢がせるのはあるまじき行為だ」などと書いた手紙を郵送したほか、千葉市、探偵会社経営、S容疑者(32)らに女子大生宅の近隣に、写真入り中傷ビラを配布させるなどした疑い。K容疑者は「高額な衣料品も含め約1,000万円貢いだのになびいて来なかったのでやった」などと容疑を認めている。
同容疑者は女子大生と2000年5月ごろ、出会い系サイトで知り合い、援助交際していた。正式な交際を申し込んだが断られ、約100万円の報酬でS容疑者に素行調査などを依頼していた。1月には女子大生宅に約700回無言電話するなどしていた。女子大生は自宅に不審な手紙が届くなどしたため、昨年11月に同署に相談していた。